創造力を鍛えることの誤解。無から有はうまれない。

創造力を身に付けろ!

ということをよく聞くだろう。

創造力とは『現在ないものを生みだす力』である。

スティーブ・ジョブズはIpodという新しい媒体を世に送り出した。

その前は、ソニーのウォークマンなど、これまでになかったものを世におくりだす力、

それを創造力という。

 

この創造力を鍛えろ、身に付けろというのをよく言われるが、どうすればいいのか。

創造力を鍛える上での誤解を解いていく。

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創造力を鍛える上での誤解「無から有を生みだす」

創造力を鍛える、と言われれると、みんなどのように考えるかといえば、

『無から有を生みだす』

と考えがちである。

 

スティーブ・ジョブズだって今までになかったIpodを生み出したじゃないか!

無から有を生み出したところに創造力の意味がある、というのである。

確かに表面的には無から有を生み出したように思える。

 

しかし、もっと深くIpodの完成までの過程を掘り下げてみよう。スティーブ・ジョブズはなにもないところからIpodを生み出したのだろうか?

朝起きたら思いついた!ってなったのだろうか?

 

実はIpodの前にはウォークマンが発売された。

これは日本の製品だが世界中でウォークマンの名前と製品は知れ渡った。

スティーブ・ジョブズは盛田昭夫社長からウォークマンをはじめてプレゼントされたあと、その製品の発想や仕組みにとても感動したという。このときにIpodという概念はまだスティーブ・ジョブズの中にはない。

そして何をしたか。バラバラに分解して一つ一つを考察したのだ。その製品の仕組を徹底的に理解したのだ。

その後もスティーブ・ジョブズはソニーの製品をこよなく愛していたという。

こういう経過や様々な経験試行錯誤をしてきたあとに、Ipodは生み出されたのである。

 

つまり、Ipodが生まれたのは何もないところから生まれたのではなく、過去の経験の集積、過去の「有」の集合が、新たな「有」を生み出したのだ。

無から有を生みだすという発想はやめなければならない。

 

無から生みだすなんてほぼ誰もなしえないことだ。アインシュタインだって当然過去の知識・先人の知識が土台となって相対性理論を発見したのだ。

私たちのもっている現在製品や、仕組み、というのは過去の上に成り立っている。時間軸上で捉えることが非常に大事である。

 

ここまでくると創造力を鍛えるということで何をすればいいか、わかってくるのではないだろうか。

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創造力を鍛える方法の一つ

「創造力を鍛える」にはどうすればいいのか。

創造力の実態がわかったと思うから、あとはその性質を利用すればいい。

 

創造力とは過去「有」から新たな「有」を生みだす力だ。

 

それならばまず、

過去の「有」を増やす必要がある。様々な知識を取り入れ、経験を増やすことだ。

あれが好きこれが嫌いなどと言っていては知識や経験は取り入れられない。

子供からのするどい指摘だって重要な経験となる。

知識だって高校や大学に行っていなくても、いろいろなところで学べる。

現在hインターネット社会だから知識だけいえば、無限に手に入る。

 

しかし、それらが脳内にインプットされておく必要がある。

インプット方法については、また別の機会に記事にしようと思うが、脳内で知識同士を組み合わせなければ新たな発想にはつながらない。

さまざまな知識や経験を沢山取り入れるべきである。

 

そして次に、その脳内の知識や経験は新たな知識や経験とくっつけるのである。

組み合わせて新しい知識や経験とするのである。

これが人間の真骨頂であろう。人工知能の機械にもしばらくは無理だと思われる。

人間の脳というのは不思議である。一瞬にして大宇宙を駆け巡ることだってできる。

組み合わせにブレーキをかける(発想を止める)ということをしなければ、いくらでも

一つの組み合わせによって、また別の組み合わせがうまれるだろう。

 

Ipodをみてみよう。スマートフォンをみてみよう。

これらは過去の組み合わせであることが想像できるだろうか?

キル・ビルという映画の中で、日本の昔の絵が登場するシーンが有る。

これは、日本の美術映画監督が先人の日本画を見ながらひらめいたものだ。

 

過去のものをヒントに生みだす。

 

これを徹底的にやっていけば、創造力を鍛えることができる。

創造することが自分にもできるという自信になったことであろう。

だれでも創造する力はもっている。使えていないだけなのだ。

 

過去の経験や知識がなくても、この組み合わせが独特だったりすれば、素晴らしい発送ができるかもしれない。

そして、この創造力を鍛えるのは日常生活の中だ。

日常生活の中のさまざまな人やものや出来事から何か組み合わせを考えていく。

日常生活が勉強になる。

 

創造力を鍛えるというのは、こういうことである。

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